私達は生命保険に加入しておくことによって、いわゆるその『結果』は変えられないとしても…いわゆる『1(または0、確定していない)』という結果を吐き出した時にどうすればリカバリーできるか、という点を考えておくことができます。具体的には、入院や手術が必要となった場合、確実にそのための費用がかかることとなります。短期的であっても長期的であっても、費用がかかる『1という結果』を回避することはできません。そこで、その『1』が発生しても対応できるように用意しておくことができるのです。

多くの人はその『準備』のために生命保険に加入していますが、実際に自分が加入している保険が本当に良いものなのかという点を自分で判断するのは難しい場合があります。そこで改めて保険見直しを行うことによって自分にとって最適な保障を知ることができます。もし『FP』などの役割を伴うなら、より良い判断、決定が下せるようになります。

保険にも契約年数やそれに伴う更新がありますが、上手にそれらを調整して良いタイミングで保険見直しとそれに伴う手続きを行いたいですね。大切なやりなおせない人生と保険のこと、しっかり考えておきましょう。

良く考えてみると、自分の体について自分で『知ることができない』ということは恐ろしいものです。私達の体には何らかの電子パネルが設置されていて、そこに健康状態が事細かに表示されるのでもありません。自分の体が『病気になりやすい』体なのか、そして『病気になりにくい』体なのか、という点を自分で予測することは『不可能』であり、多くの人が知らないうちにそれを行ってしまっています。自分の体が健康である―いわば『0』の状態、または病気に掛かる確率が『○○%くらい』であると思い込んで、本当はそんな確率が存在しないにも関わらず、自分の体の状態について、何も知らないのにそれを仮定してしまうのです。だからこそ、何らかのサインが現れたときにも、それを無視してしまうことがあるのです。

しつこいようですが、私達は自分の体について確実なことは何も言えないからこそ、自分がいつ入院するか、または手術が必要になるか、という点などを把握することはできません。そこで、もしそういった事態が「起きても良いように」する、という行為を行います。それが「(生命)保険」に加入することです。それによって病気になることを回避することはできませんが、他の金銭的問題が発生することを防げます。

確実に『原因』や『結果』が伴っている物事の場合、私たちが「曖昧」だと思っている事柄にも、実際はあいまいさは存在していません。そこにあるのは『0』か『1』か、だけです。平面上に考えると、私たちの体は『健康的な生活』を送っている場合と、『そうでない場合』を考えた時、健康的な生活を送っていた場合は結果は『病気にならない(0)』ですが、もしそうでない生活を送った場合、『病気になる(1)』が存在します。

これは、健康的な生活を送っていても必ず病気になることを言っているのでも、健康的な生活を続けることによって病気になりにくくなることを否定しているのでもありません。私達は、誰も自分が『0』であるか、『1』であるかを測定、または仮定することは、100%不可能だからです。もし皆さんが自分の体について健康に自信を持っている場合、自分は100%健康であるから病気に掛かる可能性は0であると言えますか?では、病気に掛かる確率は何%ぐらいだと言えますか?あなたは、それを『0である』とも、『100』であるとも、その間のどんな数であるとも、言うことが『決してできません』。

要するに、私達は自分の体…分かりやすく言えば、健康状態について、『正確なことは何も知ることができない』のです。

1パーセントと99%の違い、実際はこれらの違いは、そう広いものではない、そう言えます。例えばコンピュータにはそれを動作させる際に用いられている二進数がありますが、そのゼロとイチは文字通り『0%』か『100%』かです。イエスとノーしかありません。私達が普段経験している曖昧さは、実はそれが『4パーセント』であっても『84%』であっても、そう感じていたとしても、それらの違いは実は顕著なものではないと言えます。

例えば私達が生涯で何らかの命の危険に関わる病気に掛かる可能性について考えてみましょう。例えば私達の寿命を80年と仮定した場合はどうでしょうか。『私たちのうち、誰が80歳まで生きられるでしょうか』、『その間に私たちはどのような病気に掛かってどのくらいの治療が必要になるでしょうか』…例えば自分が80歳ぐらいまでは多分生きると分かっていてもそれらに関して明確な答えを出せる人はいません。そして、自分が『命の危険を伴う病気に掛かる【かもしれない】』という答えは存在しないことに気が付くかもしれません。なぜでしょうか。

何らかの病気になったばあい、その病気という『1』と、病気に掛かっていないという『0』は完全に対になっています。ですから、病気に『なるかもしれない』という『0.5』とか『50%』のようなものは存在せず、あくまで原因と結果が残ります。私達はそれを予測することも、完全に回避することも『できません』。だからこそ、『保険』のようなものに加入し、『保険見直し』を行うのです。